レモネのきみ

きみ(IF)の話を延々とする、全部嘘

日々がどんどん悪くなっていくような不安に襲われる

パーティーだよ、ときみに言っても、ううんとか鈍い返事しか返ってこない。

 

あと三日経てばパーティーだ。たぶんぼくときみだけで、そうだな、パスタでも茹でようか。

 

ぼくは昨日ずいぶん頑張ってしまって、そのせいか夜はまったく眠れなかった。うとうとしたのを続けただけで朝がきて、今日一日すべてを頭痛のせいにして、ひどい日中を過ごしてしまった。今も頭が痛い。薬を飲もうと思う。

 

ほら、いつにも増してどうしようない文章だ。頭痛のせいだ。きみですらぼくに構おうとしない。きみですらぼくを見放す。

 

ぼくがこうやって試し行為みたいなことを言うと、きみは毎度毎度、ぼくを宥めに来る。きみだけはうんざりすることもなく、大真面目な顔をして、ぼくを説き伏せる。今日もだ。疲れているだろうに、ごめんね。ぼくも疲れた。